4月の野菜価格予想。ようやく平年並価格に落ち着く見込み

ばれいしょ

3月28日、農水省は東京都中央卸売市場に出荷される野菜の価格見通し(平成30年4月)について、主産地等から聞き取りを行いその結果を公表した。10月の台風や日照不足、長雨などの影響により3月まで葉物野菜や大根を中心に価格の高騰が続き、例年価格の3倍近くまで高騰した時期もあった、4月に入り、高騰の続いていた葉物野菜や大根も例年並に価格が落ち着く見込みとなる。

価格高騰が予想される野菜
なし

価格が安価に推移することが予想される野菜
レタス、ばれいしょ

レタス
 茨城県及び兵庫県において、11月中旬以降の低温により生育が低下したが、3月上旬以降の気温の上昇に伴い、生育は回復傾向。このため、3月の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回って推移。茨城県及び兵庫県において、出荷数量が多い状態が続くため、4月前半も価格は平年を下回る見込み。4月後半は、気温が平年並みに推移すれば、出荷数量が多い状態が解消されると見込まれるため、価格は平年並みに戻る見込み。  

ばれいしょ
 北海道産の在庫数量が平年並みであるものの、鹿児島県において、11月から2月にかけて天候が良好に推移し、大玉傾向となったため、出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込み。

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