平成29年産の全国の主食用米の作付面積は137.0万ha

 農水省は29日、平成29年産米の作付状況を発表した。平成29年産の全国の主食用米の作付面積は137.0万haとなり、全国の生産数量目標138.7万haを1.7万ha、を1.3万ha下回り、3年連続で超過作付が解消された。

米の作付面積の変化

 他に、加工用米、米粉用米・資料用米・WCS・備蓄米・麦・大豆等の戦略作物の作付面積も発表した。その結果、加工用米、米粉用米、資料用米、大豆が増加し備蓄用米と麦は減少した。詳細は下図。
戦略作物の面積

 平成30年には終了するとされている減反政策により価格を一定に保つため、作付面積を制限する政策が行われている。平成26年までは米の作付面積は超過作付されていたが、平成27年からは超過作付が解消されきた。

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