平成28年度の鳥獣被害は4年連続減少

シカ

18日農水省は平成28年度の鳥獣被害について発表した。被害金額は約172億円で前年度に比べ約5億円減少(3%減)、被害面積は約6万5千haで前年度に比べ約1万6千ha減少(19%減)、被害量が約49万tで前年に比べ約1万t減少(2%減)となっている。この結果は都道府県からの報告を元に作成している。

 被害額について動物別に見ると主要な獣種別の被害金額については、シカが約56億円で前年度に比べ約3億円減少(5%減)、イノシシが約51億円で前年度に比べ約6千万円減少(1%減)、サルが約10億円で前年度に比べ約6千万円減少(5%減)となった。また鳥類ではカラスによる被害額が最も大きく、約16億円となっている。

被害額の推移

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