7割の人が野菜不足と回答「サラダ白書2017」

サラダを食べる女性

パッケージサラダを販売する(株)サラダクラブは、「野菜の日」(8月31日)に合わせて、サラダの食文化の把握を目的に年次調査を毎年実施している調査結果「サラダ白書」を発表した。

調査の結果、全体の7割以上の人が野菜不足と認識しており、特に20代女性にいたっては約9割が野菜不足と感じていることが分かった。年齢が若い層ほど野菜が不足している感じる割合が多いという結果であった。

▶調査概要
方法 :Webアンケート調査
対象 :全国の20歳〜69歳までの男女 2,057人
期間 :2017年2月28日〜同年3月2日

▶主な調査結果
調査の結果全体の72%が野菜が不足していると感じており、若い世代ほどその傾向は強く、特に20代女性に至っては87.4%が野菜不足と感じている。
「野菜不足を認識したことがない」「野菜は十分に摂れていると思う」と野菜不足を認識していないと回答した割合が最も多かった60代男性でも55.3%は野菜不足と認識しており、半数に満たなかった。世代による傾向の差はあるものの、世代の半数以上が十分に野菜を摂れていると認識している層はなかった。
野菜摂取に関する意識調査
株式会社サラダクラブより引用

厚生労働省では1日あたり350gの野菜を摂取することを推奨しており、本調査で最も野菜を摂取している回答した60代男性でも327gとなっている。実際、今回野菜摂取量に関する調査結果と、厚生労働省が実際摂取している量についてある程度一致していることが分かった。
野菜摂取量の平均値
厚生労働省より引用