農泊を中心とした都市と農山漁村の共生・対流

要約

1.都市と農山漁村の共生・対流とは
2.農泊(農山漁村滞在型旅行)とは
3.農泊では、どんな体験ができるのか?

農林水産省は、農泊を中心とした都市と農山漁村の共生・対流を目指している。
※今回の記事では、主に農家民泊の概要を説明させて頂きます。

1 都市と農山漁村の共生・対流とは

都市と農山漁村を行き交う新たなライフスタイルを広め、都市と農山漁村それぞれに住む人々がお互いの地域の魅力を分かち合い、「人、もの、情報」の行き来を活発にする取組。
農山漁村滞在型旅行である「農泊」を中心に、グリーン・ツーリズム、農山漁村における定住・半定住等も含む広い概念であり、都市と農山漁村を双方向で行き交う新たなライフスタイルの実現を目指すもの。

2 農泊(農山漁村滞在型旅行)とは

農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、農家民宿、古民家を活用した宿泊施設など、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう農山漁村滞在型旅行を指す。

2.1 農泊に取り組む目的

農山漁村の所得向上を実現する上での重要な柱として農泊を位置づけ、インバウンドを含む観光客を農山漁村にも呼び込み、活性化を図ることが重要です。
このため、地域一丸となって、農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を整備することが急務です。

2.2 解決したい課題

  • 空き家が増加している。
  • 周りに観光地が無い場所の観光客を増加させたい。
  • 農家の所得を向上させたい。

など

3 農泊では、どんな体験ができるのか?

3.1 農山漁村の宿泊施設(泊まる)

昨今、空き家古民家や廃校舎を宿泊施設に改修し、旅行者にサービス提供する例が増えています。また、農家や漁家が経営し、趣のある古民家や囲炉裏がある家庭で泊まることもできる農林漁家民宿では、農家が生産した農産物や地域の食材を用いた料理を味わえるだけでなく、農家の暮らしをそのまま体験することもできます。
農山漁村の風景に癒されながら、地元の人と語り合ったり、郷土料理作りや工芸品作りなど、様々な体験ができます。

3.2 農家レストラン(味わう)

 地域でとれた食材を地域で味わう「地産地消」を基本として、農家が生産した野菜や漁師が採った海産物など、地域の食材を使った料理を提供する飲食店のことです。
その地域ならではの、四季折々の食材を味わえるのはもちろんのこと、伝統野菜や郷土料理を提供している店もあります。最近は、バイキング形式のお店も増え、家族連れに人気を集めています。

3.3 農林水産物直売所(買う)

地域で生産した農産物や水揚げされる海産物を、生産者などが中心となって地域内外の消費者に販売している施設が農林水産物直売所です。
朝どれの野菜や果物、とれたての海産物など、手ごろな価格で買うことができます。また、手作り味噌、漬け物、ジャム、ジュースなどの加工品から昔ながらの総菜など、豊富な商品が楽しめるお店もあります。

3.4 農林漁業体験(楽しむ)

田植えや稲刈り、野菜の収穫、牧場での乳搾り、山菜狩りなどの農林業体験、海釣りや地曳網などの漁業体験、バター、ソーセージ、ジャムやスイーツなどの加工品作りやそば打ちなどの体験、和紙やわら細工などの手作り体験、炭焼きなどの生活体験など、農山漁村には様々な楽しみがあります。

 

今回の記事では、主に農家民泊の概要を説明させて頂きましたが、他の記事では、
具体的な事例も交えて紹介していきたいと思います。

参考
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/170203.html