【農研機構】稲作の二期作で画期的多収になる手法を研究
農研機構は、良食味多収水稲品種「にじのきらめき」を用いて福岡県内の試験ほ場で行った再生二期作において、苗を4月に移植し、地際から40cmと高い位置で一期作目を刈り取ることにより、切株に蓄積されたデンプンや糖等を利用するこ…
ノウレッジ
農研機構は、良食味多収水稲品種「にじのきらめき」を用いて福岡県内の試験ほ場で行った再生二期作において、苗を4月に移植し、地際から40cmと高い位置で一期作目を刈り取ることにより、切株に蓄積されたデンプンや糖等を利用するこ…
水田には日中の気温上昇を緩和機能があることは既往の研究で明らかになっているが、今回稲の気孔応答などを数値モデルに反映させることに成功した。その結果、水田の気温上昇緩和機能の数値を見積もることに成功し、一方で大気中のCO2…
22日農研機構は、6月から続く長雨による日照不足注意報と低温注意報を発表した。2019年は6月末から雨が続き、日照時間では昨年の約10%前後となっており、全国平均気温も22.5℃(7月22日時点)と2018年と比べる5…
農研機構はAPECと共同で、全世界で生産される主要穀物(トウモロコシ、ダイズ、コメ、コムギ)の3ヶ月後の収量予測をすることが可能になったと発表した。 ただし、収量予測が可能になるのは全世界の主要生産国を含む1/3程度と…
農研機構は、国立環境研究所および気象庁気象研究所と共同で、地球温暖化が主要穀物の過去30年間(1981-2010年)の平均収量に与えた影響を、世界全体について評価した(収量は単位面積あたり生産量)。その結果、温暖化により…
農研機構は、水稲の多収品種が持っているもみ数を増やす遺伝子を「コシヒカリ」に交配すると高CO2(二酸化炭素)濃度条件下で収量が大幅に増加することを明らかにしたと発表した。将来的にCO2が増加した環境下でも多収量が期待で…
8月3日、農水省は東京都中央卸売市場に出荷される野菜の価格見通し(平成30年8月)について、主産地等から聞き取りを行いその結果を公表した。7月中旬から続く猛暑と少雨の影響を受け、ピーマン、トマト、ナス、キュウリなど夏野…
12日農研機構は夏温暖なリンゴ産地でも果皮が濃赤色に着色しやすく、甘味が多く歯ざわりの良い中生のリンゴ新品種「錦秋」を育成したと発表した。地球温暖化に伴い、中生品種であっても、気温が高い状態のまま収穫時期を迎えることが…
19日農研機構は多収で玄米品質が優れる早生の水稲新品種「歓喜の風」を開発したと発表した。「歓喜の風」は「キヌヒカリ」より、10%多収で、高温でも玄米の品質低下が少なく、食味が優れ早生のため、関東以西で冬春野菜の後作とし…
19日農研機構は「巨峰」や「ピオーネ」の着色が困難な地域でも良好な着色が得られるブドウの新品種「グロースクローネ」を開発したと発表した。グロースクローネは種なしでの栽培も可能で、巨峰やピオーネとほぼ同時期に収穫できる極…