中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」、販売登録者を認定販売店以外にも拡大

 株式会社唐沢農機サービス(所在地:長野県東御市、 代表取締役:唐澤健之)が運営する中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」は、 11月から販売登録者を従来のノウキナビ認定販売店会員だけでなく、 買取業者やリサイクル業者、 一般登録会員などにも拡大すると発表した。

 これに伴い、 7月にオープンしたノウキナビコールセンターが出品された中古農機具をプロの目から確認、 中古農機の取扱商品数の増加だけでなく、 サービス開始以来ノウキナビがこだわり続ける「品質」を担保した新しい流通形態の確立を目指す。
【中古農機市場の活性化に向け門戸を拡大】
 株式会社唐沢農機サービスが運営する中古農機具流通支援サイト「ノウキナビ」では、 11月から販売登録者を従来のノウキナビ認定販売店会員だけでなく、 買取業者やリサイクル業者、 一般登録会員、 農業法人等に拡大。 ノウキナビ認定販売店会員とは別に「その他会員」からの出品として受け入れる。

中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」
https://www.noukinavi.com/

 ノウキナビはサービス開始以来、 良質な中古農機具の流通プラットフォームとして順調に認定販売店を拡大。 2019年8月現在、 全国約250店の農機具店を認定販売店とし、 品質の良い中古農機を市場に送り出すネットワークを展開してきた。 一方、 中古農機具は買取業者やリサイクル業者、 オークションサイトなどにも散在し、 商品の品質が必ずしも明示されない状態で取引されている現状がある。 ノウキナビは、 ここに業界としてはこれまで例のない「品質」を担保する新たな流通網として切り込み、 更なるマーケット活性化を図る。

【農機具屋で培ったプロの視点から商品の状態を確認】
 買取業者やリサイクル業者、 オークション出品などの一般ユーザーが販売する農機具は、 基本的には品質保証等のない「ノークレーム・ノーリターン」型の商品であり、 仮に整備不良などのトラブルがあった場合、 購入農家は自身で修理を手配する必要が生じるなどの課題があった。

 ノウキナビはこれまで、 一定の基準を満たす「ノウキナビ認定販売店」の商品だけを取り扱うことで品質面の課題をクリアしてきたが、 多様化する流通市場の変化に対応すべく、 11月以降、 買取業者・リサイクル業者などの商品を流通網に載せることと決定した。 彼ら「その他会員」からの出品商品については、 農機具に精通したスタッフで構成されたノウキナビコールセンターが状態確認から販売サポート、 万が一のトラブルがあった場合でも、 全国の認定販売店と連携し修理が受けられるサービスの提供まで、 幅広く対応していく。

 認定販売店以外への販売登録対象拡大により、 ノウキナビはこれまで以上に数多くの良質な中古農機を全国の農家にお届けする流通網へと変容する。 さらにコールセンターを経由することで、 品質面の安定化を図り、 サービス開始以来こだわり続ける「良質な中古農機の流通プラットフォーム」としてのポジションを崩すことなく、 更なる市場活性化と、 全国の農家のための中古農機流通環境整備を牽引していく。