平成29年砂糖年度の消費・供給量は例年並

角砂糖

農水省は25日、平成29砂糖年度及び同年度1~3月期における砂糖及び異性化糖の需給見通しを作成した。
消費量・供給量は共に例年並となる見通し。
農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」により、関係者(生産者、製造業者、実需者)等に役立ててもらうことを目的に、四半期毎に砂糖及び異性化糖の需給見通しを作成している。

(1)分蜜糖の消費量見通し
平成29砂糖年度の分蜜糖消費量の見通しは、近年の消費動向等を総合的に勘案し、1,900千トン(対前年+0.3%、+7千トン)となっている。
1~3月期の見通しは、近年の四半期別消費動向を踏まえ443.4千トン。

(2)含蜜糖の消費量見通し
平成29砂糖年度の含蜜糖消費量の見通しは、近年の消費動向等を勘案し、37千トン(対前年+3.0%、+1.1千トン)となっている。
1~3月期の見通しは、近年の四半期別消費動向を踏まえ14.8千トン。

(3)異性化糖の消費量見通し
平成29砂糖年度の異性化糖の消費量の見通しは、近年の消費動向等を勘案し、815千トン(対前年▲2.0%、▲17千トン)となってる。
1~3月期の見通しは、近年の四半期別の消費動向を踏まえ177.4千トン。

消費量の見通し
消費量の見通し

供給量の見通し
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