地域の農産物を使った化粧品開発が可能に

「ヒトと地球をもっと綺麗に、ずっと綺麗に」をスローガンに、植物を独特に活用した化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬(代表取締役:山﨑智士、本社:埼玉県吉川市)は、地域の農産物を用いた化粧品開発をワンストップ、且つ小ロット製造で提供するサービスを開始しました。今後は、化粧品業界において、地域の農産物を差別化ポイントにしたブランドビジネスを広げるべく、化粧品OEM製造事業を通じて当サービスを展開していきます。
●地域の農産物を用いた化粧品開発の魅力
現在、化粧品のブランド数は増加傾向にあり、約2万5千あると言われています。そのため、化粧品事業を展開する上では、競合商品との差別化が重要なポイントとなります。差別化ポイントはブランドによって様々ですが、「自社オリジナル成分の配合」を訴求できる商品は、ユーザーに対して、特に有効な訴求力を持つことができると考えています。「この商品にしかない」という独自性は、競合商品と比較した際の強い競争力になり得ます。また、自社オリジナル成分を配合した商品の開発ストーリー、そこに紐づく美容理論を訴求できるため、ブランドのプロモーションに有効であるとも言えます。

●地域の農産物を用いた化粧品開発の課題
地域の農産物を用いて化粧品事業を始める場合、小ロット製造でテスト的に事業をスタートするケースが多いです。しかしながら、少量加工に対応している原料加工会社は限られます。
また、新たに化粧品を開発する際には、肌トラブルを予測回避するために、商品の安全性を確認する必要があります。しかしながら、ほとんどの企業が安全性の確認試験を実施する施設や技術を持ち合わせていません。そのため、安全性の確認を社外施設へ試験委託しなければならず、新商品や新原料を開発する毎に数十万のコストが発生するのです。
このような課題があるため、地域の農産物を用いた化粧品開発は魅力的である一方、新規スタートアップ企業にとって、参入のハードルが高くなっているのが現状です。

●地域の農産物などオリジナル原料を持つ方々のビジネスチャンスを広げることが可能に
当社では、新たに化粧品通販を始める企業(または個人)に向けて、事業立ち上げから運用までの一貫したサービスを用意しています。
さらに、(1)国産天然素材を用いたユニークな原料開発技術、(2)効果実感の高い処方開発技術、(3)化粧品や原料の安全性、有効性、機能性を可視化する技術の3つの技術を持って、「ナチュラルなのに高性能」且つ「売れる」商品開発が可能です。また、独自に調査を行った消費者調査データを元に、肌悩みを的確に解決する商品の企画提案も行っています。つまり、原料開発から化粧品開発・製造までを一貫して行える環境があるため、地域の農産物を用いた化粧品開発をワンストップ、且つ小ロット製造で提供することが出来ます。
これによって、化粧品事業の参入ハードルが低くなるため、地域の農産物などのオリジナル原料を持つ方々のビジネスチャンスを広げることが可能だと考えています。今後は、化粧品OEM製造事業を通じて当サービスを展開していきます。

▼サービスサイト
http://www.saticine-md.co.jp/lp/material/