株式会社ファームオーエスが、IT導入補助金の支援事業者に認定

ファームオーエス

 農業の生産者が開発した生産性管理システム「AGRIOS」を販売する株式会社ファームオーエスが、 経済産業省の事業であるIT導入補助金の支援事業者に認定されたと発表した。これにより、 導入の際に発生するコストを大きく引き下げる事が可能となる。

 AGRIOS生産性管理システムを中心に、 生産性を向上させるための導入コンサルティング、 導入設定や運用マニュアルの作成、 導入研修、 保守サポートをパッケージにして、 IT導入補助金を申請。また、AGRIOS生産性管理システムのデータと連携したホームページの作成、 出口戦略としてのECサイト作成、 顧客管理及び問合せ管理の連携、 そのための導入コンサルティング、 導入設定や運用マニュアルの作成、 導入研修、 保守サポートもパッケージにして、 提供することが可能となる。

サービス詳細。
⇒  https://farmos.jp/service/

<AGRIOS(アグリオーエス)とは>
農業の生産性と労務生産性を管理するクラウド型生産性管理システム。AGRIOSは、 トマトの生産者でもある株式会社井出トマト農園代表の井出寿利が、 「生産量や雇用の管理技術向上」のために5年掛けてエンジニアと作ってきたソフトウェア。生産者がソフトウェア事業?と思われるかもしれないが、 開発のきっかけは、 自らが十数年農業を営む過程で、 人が増えるとなぜ効率が下がるのか、 どうすれば効率を上げられるのか、 と悩んだことがきっかけとなる。
農業のハードウェアとソフトウェア(人)をつなぐ「OSとなるサービス」を目指し、 農家発の農業に特化したクラウド型生産性管理システムを開発し、 AGRIOSと名付けられた。

<株式会社ファームオーエスのビジョン>
AGRIOSで、 人と人を、 人と組織を、 農家と企業をつないで結び、 農業経営の生産性の向上、 ビジネススタイルを大きく変えるシステムを提供する。 情報は地域の垣根を越え、 日本中、 世界に広がるシステム、 事業を構築し、 グローバルなプラットフォーム企業を目指す。

<株式会社ファームオーエスのミッション>
株式会社ファームオーエスは、 農業×IT×人に関する社会的課題を解決し、 ビジネスとして魅力ある農業を創造し、 食料の安定供給と社会の発展に貢献する。 2025年3,000件の農業経営者を横につなげ、 ビックデータの利用や、 パートナーシップの構築、 販売網の共有、 優良農業経営モデルのFC化を目指す。

■会社概要
法人名:株式会社ファームオーエス
所在地:〒252-0826 神奈川県藤沢市宮原2420番地(株式会社井出トマト農園内)
設立 :2018年5月
代表者:代表取締役 井出寿利
URL: https://farmos.jp
AGRIOSサービスページ
URL: https://farmos.jp/

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