クラウドファンディングで総額450万円の支援と話題を集めた農家の経営改善ノウハウ公開メディア、ついにリリース!

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 経営ノウハウのオープン化によって、農家の経営改善の可能性に注目を集めたい!阿部梨園(所在地:栃木県宇都宮市、 代表:阿部英生)は自園の行った500件以上の小さな経営改善/業務改善から厳選した300件の経営改善実例を公開し、 同業の農業者が自由に利用できるオンラインメディアを2018年5月7日に公開したと発表した。これは昨年末、 資金調達と賛同者募集を目的にしたクラウドファンディングによって、320人以上から総額約450万円という多額の支援を得て達成されたプロジェクト。個人農家が実例を通して学べる、実践的な内容が網羅されていまる。いま話題の働き方改革に農業の現場からも呼応するべく、差別化要因を敢えて一般公開することで一石を投じる。

オンラインメディア概要
 阿部梨園は個人経営の梨農家。経営上の課題を乗り越えるため、東大卒の現マネージャー佐川を迎え入れ、二人三脚で500件以上の大小様々な業務改善を行ってきた。それによりわずか3年で当初抱えていた問題の大半が解決し、スマートな生産管理、 経営管理、 そしてブランド化に成功。ほぼ全ての梨を阿部梨園ブランドで完売している。

 阿部梨園が乗り越えてきた課題は、農業生産者に共通のもの。農業経営書籍、行政や組合の指導では触れられない小さなノウハウにこそ、大きな改善の余地があることを実証した。 目の前のささいな課題に向き合い解決していく小さい変化に、 個人農家としての活路を見出していく。

 本プロジェクトでは、 阿部梨園の数百件の改善ネタ帳の中から一般性のあるものを可能なかぎり多く選び、オンラインメディアを制作し公開。サイトリリースと同時に100件の記事を公開し、クラウドファンディングプロジェクトの公約である残り200件は順次追加する。

メディアの様子

本サイトの特長は以下のとおり。
1. すべて個人経営の農家である阿部梨園が取り組んだ実例
農業外の知見や生産法人レベルの取り組みではなく、 農家の実態に即した農家目線の実例集。

2. 小さく細分化されたノウハウの集合
要素分解されているため、自由に組み合わせてどこからでも好きなように取り組むことが可能。

3. 一貫性をもって広範囲をカバー
一貫したコンセプト、 単一の事業体で実施された例であるため、方針に矛盾がない。 生産技術以外の経営、 雇用、 販売、 ブランディングなどを幅広く網羅している。また、経営改善/業務改善の考え方やアプローチを学べるコンテンツにもなっている。

 農業における働き方改革 が話題になっている。これから農家の経営はどうあるべきか。何が必要なのか。 弊園の取り組みは不完全ではあるが、そのような議論やアクションの呼び水になれれば幸いと考える。今後は、情報公開と並行して、 農家の経営実務に関するコミュニティづくりにも着手予定。

クラウドファンディングプロジェクト概要
クラウドファンディングプロジェクトは2017年11月13日(月)に公開され、初期目標金額100万円を初週で達成。その後、12月25日の募集終了までに、320人以上から総額約450万円という多額の支援が寄せられた。また、メディアにも多数取り上げられた。この反響の大きさは、小さいノウハウを求める農業者からの切実な需要が大きかったことや、 農業界の変革を期待する世間からの期待が、 多数寄せられたものであるといえる。
クラウドファンディングの様子

事業概要
屋号: 阿部梨園 代表者: 阿部 英生(代表、 あべ ひでお)
所在地: 321-0346 栃木県宇都宮市下荒針町3409
事業内容: 梨の生産、 販売
URL: http://abe-nashien.com

本件に関するお問い合わせ先
阿部梨園 担当: 佐川 友彦(さがわ ともひこ)
TEL/FAX: 028-648-9695、 E-mail: mail@abe-nashien.com
プレスキットを用意しています: https://goo.gl/89RKqP

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