初競りは朝7時からと早い時間でしたが、 多くの関係者が集まり、 本年度でも注目されるのが高額で落札されるみかんの価格。 最高落札金額の1箱12玉入りが30万円で落札されたときは、 場内が大盛り上がりとなった。
宇和農業協同組合(JAにしうわ)は、 2018年11月5日(月)に、 東京都中央卸売市場大田市場にて、 愛媛県産温州みかんの初競りに、 西宇和みかんを出荷した。 西宇和みかんの温州みかんは、 みかんの名産地・愛媛県の中でもトップクラスの品質で、 酸味と糖度のバランス、 皮も薄く、 とろけるような口どけと評判のみかんとなっている。
会場内でもうひとつ話題になったのが、 初競り会場のJAにしうわブースに設置された『しゃべるみかん』。 『しゃべるみかん』は、 西宇和みかんを手に取ると、 西宇和みかんの魅力をおしゃべりする販売促進ツールで、 初競りに参加しているバイヤーが「今年の西宇和みかんのお味はどうですか?」と言ってみかんを触ると、 「とにかく美味いみかんが出来たけん、 食べてみてや。 うまいわ、 にしうわ、 西宇和みかん」や「今年も糖度と酸度のバランスが良いみかんができました。 うまいわ、 にしうわ、 西宇和みかん」と西宇和みかんが軽快におしゃべりする。西宇和農業協同組合の竹中一洋所長は、 「今年の西宇和みかんも味は最高なので、 いろんな人たちに食べてほしい」と話をした。
これから本格的なシーズンを迎え、 出荷は1月上旬(予定)まで続く西宇和みかん。 今回、 話題になった『しゃべるみかん』も首都圏のスーパー数店舗に設置し、 西宇和みかんの魅力をPRをしていく。
愛媛県・西和みかんについて
八幡浜市、 伊方町、 西予市三瓶町の2市1町にまたがるエリアで生産され、 JAにしうわ管内10ケ所から出荷されるみかんの総称です。 この西宇和エリアは柑橘栽培に適した地形で、 土地ならではの個性を受け継いだ高品質なみかんが育てられている。
また、 本年度より初競り当日の出荷から、 西宇和地区産の温州みかんを「西宇和みかん」として統一ブランド化し、 品質を保証する“Nマーク”の表示を開始。 段ボールや店頭販売の袋、 店頭ツールなどにNマークを表示。 このNマークを表示することで、 生活者に「西宇和みかん」の美味しさや品質の高さをより分かりやすく伝え、 手に取ってもらいやすくなることを目指してく。
◆「西宇和みかん ブランドサイト」
https://nishiuwamikan.com
Aにしうわ 西宇和農業協同組合について
設立:平成5年10月
本店所在地:八幡浜市江戸岡1丁目12番10号
営業地区:八幡浜市、 西宇和郡伊方町、 西予市三瓶町の2市1町
出資金:30億3595万円
総資産:1602億円2960万円
職員数:552人(臨時・パート職員含む)
組合員数:12,362人 内正組合員5959人 准組合員数6403人
総代数:500人
連結自己資本比率:16.21%
子会社:株式会社ジェイエイにしうわ
株式会社丸八農協青果市場