【株式会社坂ノ途中】 豊作の野菜をお得に届ける「きまぐれ野菜クラブ」を全国展開

気まぐれ野菜クラブ

豊作の野菜をお得に届ける「きまぐれ野菜クラブ」を全国展開。物価高騰の影響を受けるご家庭にも、環境負荷の小さい農業に取り組む生産者にも嬉しいサービスを目指す

 新規就農者をメインパートナーに、環境負荷の小さな農業に取り組む生産者の農産物を販売する株式会社坂ノ途中(本社:京都市南区、代表取締役:小野 邦彦)は、会員のお客様に豊作の野菜をお得に届ける「きまぐれ野菜クラブ」を全国展開します。豊作時の販路を確保することで食品ロスの削減や生産者の経営安定に貢献するだけでなく、 物価高騰の影響を受けるご家庭に野菜をお得にお届けし、旬の野菜を “きまぐれ” に楽しむ暮らしを提案する。
「きまぐれ野菜クラブ」詳細: https://www.on-the-slope.com/shop/news/shopinfo/shopnews-37741

「きまぐれ野菜クラブ」の背景
野菜は、常に計画通りに生産できるとは限らず、季節や天候の変化によって豊作・不作となることがあります。自然に近い環境で栽培する有機農業においては、その確率がさらに高まる。
 坂ノ途中は環境負荷の小さな農業に取り組む生産者約400軒と提携している。その約8割が新規就農者。一般的な流通の仕組みでは扱いづらい彼らの野菜を、少量かつ不安定であっても品質が高ければ適正価格で買い取り、安定的に供給できる仕組みをつくることで、有機農業の普及を目指している。一方で、豊作時には坂ノ途中が事前に約束していた量をすべて買い取っても、生産者のもとには多くの野菜が残り、販路に困るケースが発生している。さらに円安や資源価格の高騰により資材費が上昇することで生産コストが増加しているため、生産者が収穫した野菜を売り切る重要性が高まっている。

きまぐれ野菜の一例
▲ きまぐれ野菜でお届けする野菜の一例
生産者にもお客様にもさらに嬉しい仕組みとなることを目指し、今回から坂ノ途中のサブスクリプションサービスをご利用中の全国のお客様にサービスを拡大。ご家庭に野菜をお得にお届けし、旬の野菜を “きまぐれ” に楽しむ暮らしを提案しながら、食品ロスの削減や提携生産者の経営安定につなげていきく。今後は豊作時だけでなく、災害や天候不順で行き場のなくなった野菜の販路としても展開していく予定。
 これまで坂ノ途中では、季節や天候によって発生する野菜のサイズや味の変化を、生きものが本来持つ “ブレ” と捉え、「ブレを楽しむ文化を育てる」というミッションをもとに、サブスクリプションサービスや情報発信を通じて、お客様に野菜の “ブレ” を楽しむ暮らしを提案してきた。「きまぐれ野菜クラブ」はそのミッションを具現化するサービスでもある。今後も様々な取り組みを通じて、環境に負荷の小さい農業の普及に取り組んでいく。

「きまぐれ野菜」の詳細
◆野菜が豊作となった時に1口243円(税込/通常価格の20~30%引)につき、野菜1品をお届けします。何が届くかは箱を開けてのお楽しみ
◆3口以上からお申し込みを受け付け、お届けをした品数(口数)分のお代金を頂戴する
◆対象は坂ノ途中のサブスクリプションサービスをご利用中で、お支払い方法でクレジットカードをご利用されている方に限定(「産地を旅するコーヒー定期便」を除く)
◆ご利用中のサブスクリプションサービスのセットと一緒にお届け。きまぐれ野菜のみでのお届け不可。
「きまぐれ野菜クラブ」詳細: https://www.on-the-slope.com/shop/news/shopinfo/shopnews-377416

株式会社坂ノ途中について
「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている。提携生産者の約8割が新規就農者。少量不安定な生産でも品質が高ければ適正な価格で販売できる仕組みを構築することで、環境負荷の小さい農業を実践する生産者の増加を目指す。その他、東南アジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」も展開。農業分野を代表するソーシャルベンチャーとして事業成長を続けている。

京都市「1000年を紡ぐ企業」、経済産業省「地域未来牽引企業」「J-Startup KANSAI」など、受賞多数。
・ Web: https://www.on-the-slope.com
・Twitter: https://twitter.com/saka_no_tochu
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