農林水産省は、東京都中央卸売市場における6月の野菜(14種)の生育状況及び価格見通しについて、主産地等から聞き取りを行い、その結果を公表した。
その結果によれば生育状況および、6月の卸価格は平年並で推移するとのこと。
5月、平年以上の卸価格で推移したはくさい、ばれいしょ、たまねぎも平年並の価格に回復する見込み。
昨年秋に台風、長雨や今年4月の低気温の影響を受けはくさい、ばれいしょ、たまねぎの主要な生産地の収量が落ち込んだことが価格高騰の要因となったが、5月は主要生産地の収量が回復したことを受け平年並の価格となる見込みとなった。
聞き取り調査対象となった14種類の野菜
だいこん、にんじん、はくさい、きゃべつ、ほうれん草、ねぎ、レタス、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、ばれいしょ、さといも、たまねぎ
調査の背景
ここ数年天候不順により、野菜の価格変動が大きくなっていることを受け、農水省が平成23年より、主産地、卸売会社、中間事業者等から野菜の生育状況や卸価格を聞き取りを行い公表。