地球温暖化による穀物生産被害は過去30年間で平均すると世界全体で年間424億ドルと推定
農研機構は、国立環境研究所および気象庁気象研究所と共同で、地球温暖化が主要穀物の過去30年間(1981-2010年)の平均収量に与えた影響を、世界全体について評価した(収量は単位面積あたり生産量)。その結果、温暖化により…
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農研機構は、国立環境研究所および気象庁気象研究所と共同で、地球温暖化が主要穀物の過去30年間(1981-2010年)の平均収量に与えた影響を、世界全体について評価した(収量は単位面積あたり生産量)。その結果、温暖化により…
農研機構は、食味の良い紫サツマイモ新品種「ふくむらさき」を育成したと発表した。現在主力品種として普及している紫サツマイモ品種「パープルスイートロード」より紫色が濃く、食味も優れていることが特徴。蒸しいもや焼きいもの糖度…
農研機構は1日イネ発酵粗飼料(WCS)の新品種「つきことか」を発表した。「つきことか」は茎葉収量がWCS用従来品種の「たちすずか」よりも2〜3割収量が多く、植栽培でも籾の割合が増えず茎葉部を多く収穫できるのが特長。たち…
14日農研機構は動物衛生研究部門は、国内で26年ぶりに岐阜県で発生した豚コレラの原因ウイルスの塩基配列解析を行い、その結果、当該ウイルスは海外から侵入した可能性が高いことがわかったと発表した。今後、ウイルスの詳細な解析…
6日農研機構は、「きぬむすめ」より収穫期がやや遅い”やや晩生”で多収で西日本向けの新品種「恋初めし」を育成したと発表した。きぬむすめよりも約20%多く収獲ができ、縞葉枯病にも強く、業務用米として…
6日農研機構は高温耐性と耐倒伏性に優れた中生水稲新品種「にじのきらめき」を開発したと発表した。「コシヒカリ」並の極良食味で、15%程度多収となる。 近年、温暖化の進行に伴う登熟期間中の高温の影響で「コシヒカリ」に白未…
6日農研機構は米麺に適した新品種「亜細亜のかおり」を発表した。今までの米麺に使用されていた主要な米である「越のかおり」はコシヒカリと収穫タイミングが重なること、またコシヒカリよりもやや収量が重なることから、コシヒカリと…
農研機構は、水稲の多収品種が持っているもみ数を増やす遺伝子を「コシヒカリ」に交配すると高CO2(二酸化炭素)濃度条件下で収量が大幅に増加することを明らかにしたと発表した。将来的にCO2が増加した環境下でも多収量が期待で…
農研機構は、クワの乳液中に含まれるタンパク質が、昆虫の消化管内の囲食膜という薄膜を異常に肥厚させて消化を抑制し、成長を阻害することをはじめて明らかにしたと発表した。クワの葉や葉茎から分泌される乳液内に含まれるMLX56…
農研機構は北陸地域の主力品種である「コシヒカリ」よりも収穫時期の遅い米の新品種「あきあかね」を開発したと発表した。同時期に収穫できる「あきだわら」より2〜5%程度収量が落ちるものの、食味が良く新潟県内での業務用米として…