JTBの食・農×観光ブランド事業「J’s Agri」日本産農林水産物の越境ECサイトを開設、直販開始!

越境EC

 株式会社JTB西日本(本社:大阪市中央区、 代表取締役社長:光山清秀)は、 越境EC(電子商取引)サイト「J’s Agri」を開設し、 日本産農林水産物の海外直販を開始します。 当社がプロデュースする食・農×観光ブランド「J’s Agri」の商品として、 まずは香港の消費者向けに岡山のシャインマスカットや京丹後の二十世紀梨、 静岡のクラウンメロンなど16品目を9月5日(火)から販売開始し、 順次販売品目を拡大します。 また、 2017年11月にはシンガポールやマレーシアでも展開を予定しており、 2018年4月以降は更に販路を拡大します。

アジアを中心に訪日客が増え続けており、 日本の食農産品への関心も年々高くなっています。 政府は成長戦略の柱として、 2020年に訪日客4,000万人、 2019年に農林水産物の輸出額を今の3割増しとなる1兆円の目標を掲げていますが、 輸出額の増加に向けては、 相手国の輸入規制や、 品質と安全性の担保、 輸送コストの抑制、 人材不足など課題が多岐に及んでいます。

 当社の越境ECサイト「J’s Agri」で販売する商品は、 生産者からの産地直送となり、 鮮度を保持するため航空貨物便で輸送し、 消費者向けの少量でも大量輸送と同等のコストパフォーマンスを実現しています。 生産者にとっては、 受注した数量だけ出荷できるため返品などのリスクがなく、 また国内決済のため為替変動によるリスクも回避できます。 海外の消費者にとっては、 「J’s Agri」のサイトやアプリに情報が掲載されている産地の生産者から新鮮で高品質な商品を手ごろな価格で小口購入でき、 商品不具合時の交換などの品質保証もあるため安心です。

JTBグループでは、 日本の「食」「農」と「観光」、 そして「文化」を結びつけ、 国内外に“本物の日本の魅力”を伝えることにより交流人口の拡大と豊かな地域づくりへの貢献を目指し、 食農観光の人材育成から商品開発、 コーディネート、 国内・海外への販売まで一気通貫の「食農観光プラットフォーム」の構築を進めています。
(JTB地域交流事業・食農で地域を元気にするプロジェクト  http://www.jtb.co.jp/chiikikoryu/

JTB西日本では、 2014年より事業者向けにアジアの有望市場である香港、 台湾、 シンガポールなどで生産者とバイヤーをマッチングする個別商談会を開催し、 「J’s Agri」ブランドの商品として地域産品を販売するなど海外販路創出・拡大支援に取り組んでまいりました。 また、 個人向けには訪日外国人を対象に2017年春より着地体験型商品として、 いちご狩り体験と農園までの送迎をセットした「京都いちごシャトル」を販売し、 約200名の訪日客が産地を訪れています。 今回の海外の消費者向け越境ECサイトに引き続き、 レストラン事業者や輸入業者などBtoBのECサイトも開設を予定しています。 当社は、 今後も、 生産者や産地と連携し、 日本の食産品の輸出拡大とインバウンド誘客の好循環を目指す「J’s Agri」事業を拡大展開してまいります。

■「J’s Agri」越境ECの概要

1.販売サイト (英 語) : https://js-agri.jp/en
       (繁体字) : https://js-agri.jp/zh-tw
2.販売開始日:2017年9月5日(火)
3.取扱商品:日本全国の農林水産物・食品(特に、 鮮度訴求の高い果物など)
4.販売地域:香港(シンガポール、 マレーシアでも2017年11月に販売開始予定)
5.Eコマース販売者:JTB西日本
6.輸出者:JTB西日本
7.特長:1. 航空貨物便を利用した産地直送により高い鮮度を保持
     2. 小口注文でも高い輸送コストパフォーマンスを実現
     3. 携帯端末からの購入を円滑にするため、 アプリを導入
     4. ECサイトに産地や生産者情報を掲載
     5. ECサイトで販売する生産者での食農体験商品の造成販売

「J’s Agri」食・農×観光ブランド事業について  http://www.trade-support.info/jsagri/
日本の農林水産物の産地や生産者自身を付加価値にし「J’s Agri」ブランド商品として輸出拡大を図るとともに、 外国人の訪問先としても魅力のある産地として食農観光商品の開発・販売を行い、 地域の交流人口の拡大への貢献を目指しています。

◆一般のお客様からのお問合せ先
JTB西日本本社営業部 担当:西川 TEL:06-6260-5055 (09:30~17:30 土日祝休)