農業ベンチャー レグミン、「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定

自律走行型ロボットを活用して農業の効率化を目指す株式会社レグミン(本社:東京都中央区、 代表取締役:成勢卓裕、 野毛慶弘 以下 「レグミン」)はGPUディープラーニング プラットフォームを提供しているAIコンピューティング カンパニーであるNVIDIA Corporation(以下、 NVIDIA)のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception Program」のパートナー企業に認定されたと発表した。

 レグミンは葉物野菜の播種(種まき)から収穫までの作業を自動化するロボットを開発している。 レグミンが開発するロボットは、 AI による画像解析で野菜の成長度合の把握や虫食い・病気の早期検知といった品質管理も行う
「NVIDIA Inception Program」の認定により、 NVIDIAの最新GPUハードウェアの利用やNVIDIAからの技術支援等を受け、 AI技術の研究開発の推進を目指す。

【NVIDIA Inception Programについて】
 NVIDIA Inception Programは、 人工知能(AI)やデータサイエンスの進歩に伴い業界に革命を起こそうとしているスタートアップ企業を養成することを目的としている。 Inceptionは、 仮想インキュベータープログラムとして設計されており、 製品開発、 プロトタイピング、 および導入の段階でクリティカルな状態にいるメンバーを支援する。 これには、 ハードウェア付与や マーケティングサポートからディープラーニングエキスパートとのトレーニングに至るまで現行のメリットのカスタムセットが含まれる。
(URL: http://www.nvidia.co.jp/object/inception-program-jp.html

【Legminについて : ”稼げない重労働”から”収益の上がるビジネス”へ】
 現代の農業は収益性の低さ、 新規参入の難しさ、 高負荷な労働環境により後継者不足という深刻な問題を抱えている。 レグミンはこれらの課題を解決するために生産をより効率的に行うロボットを開発し農家の方々の負担軽減を目指す。 人とロボットの協業を目指し新しい農業の形を実現させることが目標。

▶関連記事
2019.01.22
インキュベイトファンド、アグリテックベンチャー「レグミン」に1.0億円をシードラウンドで出資