「グランビスタファーム サッポロ」 2018年活動開始 ~農薬や肥料を使用しない木村式農法での自然栽培~

農作業の様子

 株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:須田貞則)は、ブランドステートメントである「地域の価値で、 未来を変えていく。 」を具現化するプロジェクト“共有価値創造活動「Shaping the Global Future(シェーピング ザ グローバル フューチャー)」”の一環として取り組んでいる自社農場「グランビスタファーム サッポロ」2018年の活動を開始したと発表した。

 今年で5年目を迎える「グランビスタファーム サッポロ」は、 2014年に北海道札幌市内中心部に位置する最後の楽園といわれる小別沢に開園。 開園当初より肥料や農薬などは使用せず、 土や植物本来の持っている力を最大限に引き出す、 環境に優しい木村式農法での自然栽培を実践している。 4年目を迎えた昨年より、 グランビスタが経営する札幌パークホテルが主導となり運営。

 昨年は、若手の社員が中心となり自然栽培という農業体験をすることにより、 食の安全に対する大切さや作物を育てることの喜び、 大変さを学ぶ食育の機会になるだけでなく、 新郎新婦が自ら育て、 収穫した野菜で披露宴に招待したお客様のおもてなしをしたり、 野菜が多く採れた日にはホテル1階にマルシェを設置して来館したお客様に販売するなど、 ファームを多様な方法で活用することに成功した。

 本年は、 新入社員に加え社員の家族に食育の場としても提供し、 より多くのお客様に自然栽培への理解と味の違いを実感してもらえるよう、 ホテルレストランや催事での提供の機会を増やすとともに、 披露宴のおもてなしのお手伝いやマルシェの開催を予定している。自然栽培へのこだわりは、 地球環境にも優しく、 グランビスタの食材に対する考え方や取り組みを広く発信することにより、 自然栽培に取り組む生産者を支援し、 地域文化の継承と創造に寄与していく予定。

【「Shaping the Global Future」とは】
誰もが持つ課題には「つながり」があり、 視点を変える(広げる)と、 それらの課題は様々な社会問題ともつながっている。 さらに、 「多様な文化の伝承と創造」と「自然との積極的な共生」という2つのテーマに対し、 地域の価値を軸として、 持続可能性を追求します。 これが私たちグランビスタの取り組む共有価値創造活動、 「Shaping the Global Future」。

【グランビスタ ホテル&リゾートについて】
グランビスタ ホテル&リゾートは、 北海道で初めての本格的洋式ホテルとして誕生した北の迎賓館・札幌グランドホテルを有し、 全国各地にシティホテル、 ビジネスホテル、 温泉旅館、 総合海洋レジャー施設、 ゴルフ場、 ハイウエイレストランなどの施設運営を通じ、 ホテル運営受託事業など。