主に耕作放棄地や遊休農地を解消している神奈備屋と連携し、町全体で食育収穫体験が楽しめる「信州・長和町ファームプロジェクト」を開始

メイン画像

 YACYBER株式会社(大阪府大阪市)は、主に耕作放棄地や遊休農地を解消している、長野県小県郡長和町(ながのけんちいさがたぐんながわまち)の地域創生事業者である神奈備屋(かんなびや)と連携し、過疎の中山間地活性化を目的とした長和町全体の食育収穫体験「信州・長和町ファームプロジェクト」を開始した。

 YACYBERは2014年にサービス開始以来、現在地より直径10kmの近くの農産物直売所をマップ上に表示すことで、生産者との出会いの場所作りに努めめてきた。今回、過疎化が進む中山間地の活性化を目的とし、 長野県小県群長和町地域創生事業者である神奈備屋と連携し、「信州・長和町ファームプロジェクト」を開始した。今回の提携に伴い、小県群長和町内の農業法人を含めた生産者15団体75圃場からスタートし、長和町全体で農業・食育収穫体験のテーマパーク化を目指す。

 神奈備屋は、2017年に遊休農地を解消し農産物の生産、農業体験等による都市部との交流を図ることにより、地域農業の衰退に歯止めをかけ、新たな農業ビジネスの振興を目指すなど「まち・ひと・しごと創生」による地域活性化と長和町の地方創生を図る事業者として、長和町地域創生事業を受けて取り組んでいる。

 「信州・長和町ファームプロジェクト」の一つの魅力としては、長和町で生まれ育った神奈備屋代表の尾美保氏が厳選して選出した長和町内の生産者様と現地で触れ合い、 生産した安心安全な野菜を購入でき、多品目生産の為、 季節を感じる様々な農作物と出会い、 味わえる事が魅力となっている。

今後、YACYBERは「小さな田舎づくり」や「本当に美味しい野菜と果物を提供する」生産者と協業し、地元だけではなく、東京から車で片道約3時間という立地面を生かし、首都圏在住の子育て世帯・首都圏の教育機関・外国人観光客などをターゲットとして中山間地の活性化に繋げていく。

「信州・長和町ファームプロジェクト」農業体験希望者様用 申込みページ
http://smile-yuki.com/special/farmproject.html

YACYBER生産者様用 登録申込みページ
https://yacyber.jp/apply

▶関連記事
2017.08.03
遊休農地が2年連続減少(耕作放棄地と遊休農地の違い)

2018.01.19
平成28年の荒廃農地面積は微減も再利用が困難な荒廃農地は増加