農業×ITベンチャーFARMFESが小学校向けサービス『小学校ファーム』の提供を開始。目黒区の公立小学校からスタート。

ファームフェスの画像

 株式会社ファームフェス(東京事業部:目黒区/代表取締役:小平勘太/以下:FARMFES)は、小学校向けの農場教育サービス『小学校ファーム』を開始。山梨県北杜市の井上農場内に2017年7月、目黒区立小学校の『小学校ファーム』を設立。同年10月より、目黒区立小学校の専用WEBサービス『小学校ファーム通信』の提供を開始したと発表した。

 『小学校ファーム』は、近隣に広い農地のない東京都内の小学校が、FARMFESを利用して、郊外の農園に学校の名前をつけて、擬似的に農地を所有できるサービス。学校ごとにFARMFESが特設ウェブページを提供。児童は、特設ページを通じて、農作物が育つ様子を観察したり、コメント機能から、農場を管理する農家とコミュニケーションをとることが可能。また、リアルな体験の場として、農場に行くこともできる。農場では毎月一回、農場解放日を設定し、児童が保護者と、実際に現地に行って農産物の世話をしたり、育つ様子を観察することもできる。

 これまでの単に収穫をしたり、種まきをするだけの農業体験学習とは異なり、児童が自ら種まきをした野菜の成長記録を毎月ウェブ上で確認ができることで、種まきから収穫までのストーリーを継続して体験できる。ウェブ上では、農家から「食」に関連する動画などのコンテンツ配信も行っており、農作物や農業に興味をもってもらえるような工夫が施される。

 この『小学校ファーム』は、都会の子どもたちの農業理解を深め、普段あまり触れることのない土、そして農家と実際に触れ合うことで、農作物への理解、生産者への感謝の気持ちを育み、農業に対するイメージの向上や、”食”に対する関心度を高め、より豊かで明るい”食の未来”を創って欲しいという想いから、FARMFESが提供を開始したもので 昨年末から、山梨県北杜市の農家とともに進めていたプロジェクトとなる。

 今期の『小学校ファーム』では、今年7月に児童たちが植え付けをした有機栽培の人参が11月に収穫を迎えるにあたって、同時期に井上農場内で収穫される有機栽培のじゃがいも、玉ねぎとともに『八ヶ岳カレー』として給食で提供さる。また、その日は、児童だけではなく、農場を管理してくれた農家も一緒に給食を食べることによって、収穫までのストーリーをより身近に感じることができる。

 『小学校ファーム』の農作物が継続的に給食に提供できる仕組みや 収穫された農産物をFARMFES主催のマルシェで児童たちが実際に販売することで、種まきから収穫、さらに販売までの流れを体験できるようなサービスを目指す。

1. サービスの狙い
小学校のカリキュラムとFARMFESの全国の農家ネットワーク/並びに農場のバーチャル所有システムを連携することで、新しい食育の提供を行いたい。地域への訪問や地元農家など受け入れ先とのコミュニケーションを促進させることで、地域へ来訪を促し、利用者に、より深化した体験を提供することが狙い。

2. 導入実績
2017年度 目黒区立東山小学校

3. 今後の展開
2017年は北杜市農家と目黒区の区立小学校でサービス開始、 2018年以降、 全国に拡大する。 2018年度 10~20校の導入を目指す。

FARMFESのサービス概要
 FARMFESとは、時間と場所にとらわれず、マイ農場を持てるサービスです。FARMFESが契約している全国約100農場(※2017年9月10日現在)の中から、 「自分好み」の農場を選択することができ、その農場の生産区画に、好きな名前を付けられます。ご契約後、マイ農場は、生産者によって管理され、FARMFES Webサイト内マイページを通じて、農作物が育つ様子を観察したり、生産者とのコミュニケーションをはかることが可能です。ご契約できるプランは、農場によって異なりますが、マイ農場の農産物を収穫できるプランや、収穫された農産物を発送してもらうプラン、大切な人に農場を贈れるギフトプランなど、 充実したプラン内容となっています。