7日農水省は海外における日本食レストランの数が前回調査(平成27年7月)よりも約3割増え、11.8万件となっていることを発表した。農水省では外務省と共に外国人からの日本食に対する関心の高さを調査する一環として、海外における日本食レストラン数の調査を行っている。
調査の結果は下記の図のようになった。
最も店舗数が多いのはアジア圏で前回調査の45,300件から5割増加し、69,300件となった。伸び率では中東が最も高く6割増の950件となっている。一方でアジア圏に次ぐ日本食レストラン件数がある北米圏では前回調査からは微増となり、増加数の伸び率では鈍化する結果となった。
2013年日本食がユネスコの無形文化遺産指定されたことから伸び率が高まり、更に2020年のオリンピック需要による訪日客の増加がそれを更に後押しする結果となった。